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Posted by jin
03, 2008
僕蝶論
「明日の午後ちょこっと空きそう!!!! wenちゃんは?」

と。急攻撃かまし二人で渋谷の映画館へ(笑)


そう。観て来たよぉ「僕は君のために蝶になる」  って昨日の話だけどねw



ラブストーリーってフレコミだったじゃない?
だからぶっちゃけ微妙なのかな~wと思ってた。
幽霊が出てくる恋愛ものなんてさー見かたによっては陳腐なカンジがしてしまうから。


なので映画を観るのではなく仔を見る気満々で席についた。


予想以上 驚いた。

ラブストーリーではなく 深く考えられた文芸作品だと思う。
でも何故パンフレットすら作らなかったのか。
グッズが無いのは別に構わないがパンフレットくらい作って欲しかったぞ!!!!



以下 ネタバレ・・というかワタシなりの見解デス。

つまりチョウ個人的解釈だからねー って当然か(笑)?



ワタシは20代の時 心理学のオベンキョしてた事がある。
乳幼児心理から犯罪心理 性格分析から精神分析。「心理」と名のつく科目が恐ろしくあった。
要はカウンセラーやら心理調査官的な仕事が出来るように~ な学校だったの。

臨床心理の授業でひとつの映画を観たことがある。
それは「普通の人々」(1980) 
なんの変哲もないどこにでもいる家族がとある不慮の事故をきっかけに歯車が狂いはじめる。
兄弟二人でヨットに乗り、兄だけ事故死する。苦悩する弟は自殺を図り精神科医のカウンセリングを受け始める。そのカウンセリング方法がちょうど授業中の療法だった。だから学校で見たんだけど。
この映画をワタシは今まで忘れたことなかった。ショックだったというか・・。
どこの家族でもありうるちょっとした違和感。その違和感を血の繋がった家族だとしても感じながら生きてる。あえて直視しないでも暮らしていけるから。
そんな家族の姿は自分の家族となんら変らないんじゃないかとものすごく考えさせられた映画です。


「僕蝶」はそんな映画を彷彿とさせるような作品だった。

アトンは些細なケンカがもとで事故死する。「ボクの事ほんとうに好きなの?」の答えを聞けないまま。
助かったエンジャはアトンや事故の事を必死で忘れたくて薬に頼りつつ生きてる。
そろそろ薬をやめてみては・・という医者のすすめで止めた。
そこに。 アトンが現れる というかやっと見えるようになる。ずーっとアトンは側にいたのよね。

アトンはさ 薬に頼って恋人も作れずに生きてるエンジャを守るために現れたわけじゃない。
聞けなかった答えを知りたいだけ。しかも薬を服用してたから自分の存在を気付けなかったエンジャに「君はいいよね~生きてるから。」とチクリと針刺す。
事故のあと苦悩しつつ人生を重ねてるエンジャに較べるとアトンは考え方が未熟。そりゃそーだよね死んで時が止まったんだから(笑)

「僕を好きだった?ほんとに。」 

と。時が過ぎてから真正面から聞かれて「うん。好きだった」と簡単に言えるだろうか。
安易に答えられないし考えれば考えるほど答えるのは難しいと思う。

エンジャは3年間 目を瞑っていた自己と向き合い始める。時にアトンがカウンセラーのように過去へと導き当時のココロの揺れを思いおこす。その行為はアトンの過去をも振り返る結果となる。

少年時代のアトン。父親の厳しさや優しさを思い出す。
その時の感情は語ることによってリアルなものとなっていく―。と同時に当時の怒りやわだかまりは少し角度を変えて見れば丸っきり異なることに気付く。父親に愛されていた事に気付く。

エンジャも然り。どこにでもいる家族。
食卓を囲み何事もないように過ごしている(過ごそうとしている)。
傷口に触れない(触れようとしない)。そこには埋められない(直視しない)隙がある。
埋めてもらおうと願うのではなく 埋めようとする努力が必要だということに気付く。


そして二人は「気付く」 

キラキラしたキャンパス  図書館でのふとした出会い
二人は惹かれあって恋に落ちたんだということ。
若いだけで些細な事が不慮の事故になってしまったけどすごくすごく惹かれあったこと。
このラスト近くのキャンパスの描写。きゅ―んときた(笑)
なんの変哲もないことがキラキラしてて二人が急激に落ちる感じが短いカットに凝縮されてたと思う。



自己回帰 昇華していくそれぞれの思い

それらを描いた秀逸な作品だとワタシは思います。
「アレ?(笑)」的部分は当然あります(笑) だけどそれを差し引いても秀逸!!!
何度も何度も見たくなると思う。



でも最後には悲しみが残る。 アトンは死んでいるのだから。
思いが昇華し わだかまりが消えたところで何になるというのだ。
一人旅立つ姿は清々しさよりも孤独感やどうにも出来ない切なさだけだよ。





あ。冒頭の床戯シーン


「君が誘ってんだろ?・・・悪い子だ」のセリフに激沈


↑伏せてみた(爆)
だってここは映画館でお楽しみにしたほうが激沈できるかと思って~~w





「普通の人々」も是非観てみてっ!!!
ロバートレッドフォード初の監督作品でアカデミー賞とった作品っす。




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01:00:31    comment:10    trackback:0   []
Posted by jin
深イイ・・・
さすが~心理捜査官jinちゃん、読みが深イイ~です!
私は2度目だったんだけど、初めて見たときよりさらに感動場面が増えた気がする。
この手の映画ってなかなか一回見た限りでは、
見落としたところがあったりで理解できないことも多いです。

それにしてもジョニー・トー監督細かいとこにこだわりきいてるな~と。

「ゴースト」の恋人幽霊さんとかと違い、えらいリアルな仔幽霊。
別に、体が物質をすりぬけてしまう!!とか言うのもないし、フツーに見えるから???と思ってたら

お部屋にウロつく仔が鏡の前を通った時映ってない・・・・・

思い悩み夜の公演をひたすらランニングするエンジャと一緒に併走して走ってるアトン。
最後の方はゼーゼー言ってるエンジャなのに、アトンは穏やかには笑って話して息切れして無い・・・・


↑ネタバレ反転加工してみた、私も。

もしかして深読みしすぎかもで、勘違いだったらごめんなさい。
やっぱり・・・・・・何度も見なきゃ~な作品。
だって、どうしてもところどころ仔に見とれて字幕読み損なってるし・・・・苦笑

この作品、秋の公開でよかった・・・涼しい季節にぴったりだよね。
2008/11/03 08:36 | | edit posted by wenwen
あぶりだし
おはようございます~^^
こちらでは「僕蝶」年末なんです・・・。

公開を楽しみにしているんですが、皆さんの感想を読むのもまた楽しい。

あぶりだし、さっそく~。
はいっ、年末までこれだけで生きていけます(涙)
2008/11/03 11:57 | | edit posted by nobuling
さすが、jinさん、深いです~~
うんうん、冒頭の台詞、私も激萌え~~~~~(* ̄。 ̄*)
まるで類に戻ったかのような仔(東東)にも激萌え~~~~~(* ̄。 ̄*)

字幕無しで見た時は、ストーリーだけを追っていたので、
あまり面白いと思わなかったんだけど、
やっぱり字幕付きで見ると全然違いましたね。
細かい心理描写もわかったし、素直に泣けました~。
私も少なくてもあと1回は映画館で見たいです。

パンフレット、ありましたよ。
1階のcafeの横で800円で売ってました。(*^。^*)
これで800円はちょっと高いなぁ~と思いましたが‥(^_^;)
2008/11/03 15:20 | | edit posted by あのん
昔~
僕蝶もだけど、「普通の人々」に反応。。
私もかなり昔に見た。
でも、自分若すぎてどう思ったか?記憶ない・・・
けど、確か、カノンが流れてた気がする?
今見たらまた違うかな?見たくなったよ。

家も、僕蝶はクリスマス前公開。
床儀・・・・
仔からのクリスマスプレゼントだわぁ~^m^
って。。。不純な気持ちで見てはダメ!!ねっ。
2008/11/03 16:02 | | edit posted by hito
罪な男
せっかちな私は速攻でyoutubeで見た~類仔に感動して、ベットシーンの仔ほそっ!背中男の色気!!(ヨダレ)
あとは途中から展開についていけず、よくわからなかった。。。そうだったのねえ~こういう深いストーリーは字幕がないと絶対無理よね・・・12月に2回以上見てくるわ~^^ありがとう
でもさぁ~仔の一番の欠点”スクリーンに登場するとどんな美人女優がいても彼女達が引き立て役になってしまう・・・”でない?
これ私達が仔迷だから~思っちゃうの?
2008/11/03 22:00 | | edit posted by mio
wenちゃん♪

ンフフフ。深読み大好き~~~(笑)
この映画。何度もくり返し見るたびに色々な見方ができるタイプの映画かもー。
ってことで今週末また行こうかな~♪

確かにかなりリアルな幽霊だよね(笑)
幽霊というかエンジャの白昼夢というか・・。
うーむ・・。やっぱり何度か観なきゃねー。

2008/11/04 09:20 | | edit posted by jin
nobulingさん♪

あぶりだしてみました(笑)??
床戯中に言うのよ?床戯中にっっっっっ!!
いや~~~~うふふふふふふふふふ~~~(怪)♪
2008/11/04 09:24 | | edit posted by jin
あのんさん♪

うん。ワタシも素直に泣けたかな~~。
とてもココロに残る作品だったです。(撃沈含め 笑)

パンフレット!!情報ありがとでした~~♪
ちょうど渋谷で一服してる時にあのんさんの書き込みを見たの!!

ええ。即買いしましたとも!!薄さと小ささと値段にビックリでしたけどー(笑)
2008/11/04 09:27 | | edit posted by jin
hitoちゃん♪

やっぱさ~~ウチらってどこか繋がってるの(爆)??
「普通の人々」ってドナルド・サザーランドがお父さん役やってること自体に「普通感」が薄いんだけどね~実際(爆笑)
でも大好きで何度も観てる映画です。
ネタバレだけど。この映画では家族が問題に向き合い、最後に選んだ選択肢は離婚という事。
学生の時には理解が難しかったけど今見ると非常に深い(笑)
hitoちゃんも改めて見てみてっ!!
2008/11/04 09:34 | | edit posted by jin
mioさん♪

ワタシもね~共有サイトでは見ておりました(笑)
でもまるっきり違います。これは映画館で観たほうが良いです(笑)

この映画。仔はチョウ綺麗です。
やっぱり生身の人間じゃなくて この世のものではないからだと思う。それに死んだ時から年老いてないからかなぁ。
やけに一人だけ綺麗だよん。

2008/11/04 09:42 | | edit posted by jin














 

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